top of page
AdobeStock_534674940.jpeg

4.仕込みはやっぱりテンション上がるよね

仕込みと言えば俄然テンションの上がる山下。

照明の若林さんとの出会いは水中散歩さんの『山姥の息子』という現場だったのですが、今回『The Reed』の仕込み時に舞台班と共に作業をさせて頂いている山下をふと見かけた照明若林さんから一言。

「そーいえば、あの時ガンガン仕込みスタイルでやってたのを今思い出しましたよ。」

その時の山下はこちら。

 

[写真:インパクトを手にしてニヤつく山下]

​なんだか急に恥ずかしくなったので、気になる方だけTwitterを遡るなどして下さい。

山下2021ver.はさておき、今回は山下の出る幕はほとんどなかったのですけれども、お手伝いをさせて頂きました。舞台班ではパンチ敷きや、葦の棒のつり込みをメインに作業しました。

これは”ナートゥダンス”ではありません。パンチ敷き込みの儀式です。儀式じゃないです。

でも儀式の如くたいていの現場で目撃する、パンチを隙間なく敷き込むための工程のひとつです。

4-3.jpg

頭上のバトンから、2~3本で構成され吊られている葦。役者が一番下の葦を動かすために、実はかなり絶妙な高さ設定をしてあります。一番手の届かない役者に合わせて長さを調整していたのです。はい、山下に合わせて頂きました。

4-4.jpg

公演期間中、重さで紐が伸びてしまうのを日々舞台監督の渡辺さんはじめ、助手の田中さん、犬猫の犬野さんが調整して下さいました。

 

まっさらな劇場に、舞台空間が立ち上がっていく様は格別なものがあります。今回もそんな格別な時間に立ち会えて、胸が高鳴ったのでした。

bottom of page